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2012年11月7日水曜日

16トラックミックスの可能性 / Stevie Wonder Supersition


 シンセサウンドを探求するにあたって、やはり”お手本”をなるべきものは、チェックしようと思い、Stevie WonderのSupersitionを調べていたら、面白い記事があったので紹介したいと思います。この曲、16トラックでミックスされたそうです。わずか、"16"です。




 またまた英語の記事なのですが、下記にサウンドサンプルが聴けるので、紹介します。


http://homerecording.about.com/od/mixingyourmusic/a/mixing_superstition.htm


On this mix, we have 16 channels to work with: 8 channels of Clavinet, 1 channel of bass, 3 channels of drums (kick, overheads left and right), 2 channels of vocals, 2 channels of horns.

 注目すべきは、クラビとドラムでしょうか。クラビで8チャンネルを使っています。比較的軽めのサウンドだと思いますが、時間軸をずらして、”Reverb”のような サウンドを得ています。(文中では、a washier, reverb-like sound)サンプルのサウンドがあるので、ぜひ聞いてみて欲しいですね。

 次は、ドラムサウンドですが、Motown Soundともいうべきミックステクニックですね。

Kick, Overhead Left (including hi-hat), and Overhead Right (including ride cymbal)



 オーバーヘッド(左右)とKickの3チャンネルでこのSoundになります。Dryドラムサウンドを作れますね。マルチ録音によるサウンドが生きてきます。オーバーヘッドに位置されたマイクと、スネアの距離があるので、スネアの芯が抜けて、程よいサウンドに聴こえます。これは、誰がいつ頃にあみ出したのでしょうか。

 ともかく、このサウンドが16トラックって本当ですかって感じですね。楽曲とミックスの良さでここまで表現できるのが、この曲の魅力です。



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