MixCloud on Air

ページ

2012年5月5日土曜日

ボーカルレコーディング Tips

アウトボードが少ないホームスタジオレコーディングを対象にしています。


環境
Audio Interface/HD OMNI /ProTools9 (HD1)



①コンデンサーマイク
C3000B 英語
ポップガード+リフレクターボード


②マイクプリ → HD OMNI(ソフトリミッティングON)
カメレオンラボ7602
(使用せずに、HD OMNI直刺しも)




③ProTools Aux Effect
コンプ/リミッター 
・Purple Audio MC77
・Bomb Factory BF-2A
※自然な形で音圧をあげます。


ディエッサー
・Waves C6 (便利です)


④ProTools MonoTrack Recording




ポイントとして考えているのは、
①音源(声)が機器(マイク)に入力されるポイントでの音作り
これは、マイクに対しての距離感(近接効果)やポップノイズが入らないように、という意味です。特に、ポップノイズについては、それがないことが、良いVocalトラックであることの必須条件であるようです。実際、プロの音源にはないですよね。
 マイクについては、最近は低価格で良いものが多いようなので、コンデンサマイクがあると便利です。


②マイクプリでの色付け
これもあまりやり過ぎても意味ないですが、中高域が際立たせられます。ただ、私が使っているこの7602、中域を持ち上げるとノイズが入るんです。よって、使用しない場合も。


③Protools AUX Track上で、コンプ/リミッター処理します。
上記のBF-2Aはリミッターとして、用います。ディエッサーは、C6で気になるポイントを処理できます。8〜10kHzを狙いますが、レコーディング時のEQで、カットする場合も。


④MonoTrackにて録音します。
 ここでの注意点は、当然、前段階のAUXでのInsert Effectsにより、遅延が発生します。録音時のズレを自動で、補正してくれる機能があるので、それで対応しますが、一応、どれくらいのサンプル数で遅れているのか、を事前に確認しておくのも良いと思います。(過去記事にあります)処理が重いEffectsの場合は、遅延も大きいと想います。
 
 もう一点は、オーディオインターフェイスで、ダイレクトモニタリングしないと、遅延した音を聞きながらレコーディングすることになりますので、気持ち悪いです。よって、Cue設定で、ダイレクトにモニタリングできるようにします。OMNI側でCueスイッチがあるので、ProTools側でCue用のバスに流せば、可能です。




 アコギの録音も基本的には同じルーティングでやってます。
 Protoolsに限らず、このような設定であれば、宅録でもかなり良いサウンドが録れると思います。


 ただ、部屋の反射音/環境音やらは、なかなか対処しづらいものがありますね。。。
 人気のない場所にすみましょう!













0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...