2012年10月28日日曜日
2012年10月24日水曜日
Carr Mercury(ギターアンプ) パワー管・プリ管の交換2 交換&バイアス調整編
・Carr Mercury パワー管・プリ管の交換1 準備編 (前回)
今回は、前回に続き、ギターアンプの中でも、小型ブティックアンプに位置付けられる、Carr Mercuryのパワー管&プリ管の交換作業とバイアス調整についてです。
Carr Mercury(ギターアンプ) パワー管・プリ管の交換1 準備編
今回は、ギターアンプでも小型ブティックアンプ・Carr Mercuryの真空管を交換してみようと思います。
| 公式HPより |
・ギターアンプ Carr Mercuryのバイアス調整
・Carr Mercury オーナーズマニュアルの日本語訳
今回は、通販で真空管を購入し、実際に装着してみる。
以前の2つの記事で、パワー管のバイアス調整は、簡易的な測定機器さえあれば、個人できることが分かった。種類、互換性のある真空管については、オーナーズマニュアルに記載があった。
今回は、通販で真空管を購入し、実際に装着してみる。
2012年5月17日木曜日
ギターアンプ Carr Mercuryのバイアス調整
Carr Mercuryはブティックアンプの中でもなかなか良いサウンドがします。
クリーンから、真空管のファットなドライブまで、ホーム、スタジオで幅広く使えます。
真空管アンプの醍醐味、そして、メンテナンスのひとつに、真空管を交換する、という作業があります。基本構成として、パワー管、プリ管を含みますが、真空管を交換した際には、バイアス電流、という真空管に流れる際の、電圧の調整が必要になります。
プレイヤーにとって、真空管アンプのバイアス調整というのはなかなか難しい作業ですが、Carr Mercuryは、簡易的に調整できるようにデザインされています。オーナーズマニュアル(英語)に、その方法が記載がありますので、実際にやってみようと思います。通常では、難しい作業ですが、マニュアルを読む限りできそうです。(翻訳については前回の記事にあり)
(今回は真空管は交換しませんが、チェックと必要があれば調整してみます。)
注意:オーナーズマニュアルには、パワー管の交換のみにしか、言及がありませんのでプリ管で同じようにできるかは、確認していません。
必要なもの
1.ゴム手袋 (これがないと感電?と火傷します。真空管の近くに手を入れますので、かなり熱くなりますのでご注意。)
2.DC/直流電圧を測れる測定器(ホームセンターとかで売っているもの)
まずMercuryの裏側です。青いスピーカーの左側に下向きにパワー管が付いています

続いて、本体の電源を入れスタンバイモードで1分待ちます。
プレイモードにして、5分くらい温めまるまで待ちます。
テスターをオンにして、直流電圧を測れるように設定し、数値を確認します。
43.2ミリボルトです。推奨は45ミリボルトと、マニュアルに記載あります。
続いて、バイアスの調整ですが、調整用のノブは、少々厄介な場所にあります。
ノブは、スピーカー方向を向いて付けられています。つまり、本体の裏側から手を入れて、操作します。場所は、パワー管と、先程の赤いテスターを入れた赤丸のテストポイントから、上方にあります。下側にスピーカーアウトプットジャックがあるので、これを探れば、分かります。電源Off時に、あらかじめ確認しておいたほうが、余計な箇所を触らずにすみます。
実際に手を入れてみましょう。ごそごそ。
つまみをゆっくりと、どちらかに回せば、数値が変動します。これで、45ミリボルト付近に合わせます。マニュアルによれば、許容範囲としては40〜50ミリボルトらしいですが、ファクトリ設定は45ミリボルトです。テスターを抜けば、プレイできます。真空管はかなり熱くなっているので、長袖も良いかも。
クリーンから、真空管のファットなドライブまで、ホーム、スタジオで幅広く使えます。
真空管アンプの醍醐味、そして、メンテナンスのひとつに、真空管を交換する、という作業があります。基本構成として、パワー管、プリ管を含みますが、真空管を交換した際には、バイアス電流、という真空管に流れる際の、電圧の調整が必要になります。
プレイヤーにとって、真空管アンプのバイアス調整というのはなかなか難しい作業ですが、Carr Mercuryは、簡易的に調整できるようにデザインされています。オーナーズマニュアル(英語)に、その方法が記載がありますので、実際にやってみようと思います。通常では、難しい作業ですが、マニュアルを読む限りできそうです。(翻訳については前回の記事にあり)
(今回は真空管は交換しませんが、チェックと必要があれば調整してみます。)
注意:オーナーズマニュアルには、パワー管の交換のみにしか、言及がありませんのでプリ管で同じようにできるかは、確認していません。
必要なもの
1.ゴム手袋 (これがないと感電?と火傷します。真空管の近くに手を入れますので、かなり熱くなりますのでご注意。)
2.DC/直流電圧を測れる測定器(ホームセンターとかで売っているもの)
まずMercuryの裏側です。青いスピーカーの左側に下向きにパワー管が付いています
次に、シャーシ下側の、パワー管の左側についているMercury本体の黒のテストポイントに、黒のテスター針を刺します。赤のテストポイントには赤のテスター針を。写真はもうすでに差してしまっていますが、覗けばわかります。

下からみるとこのようになります。
続いて、本体の電源を入れスタンバイモードで1分待ちます。
プレイモードにして、5分くらい温めまるまで待ちます。
テスターをオンにして、直流電圧を測れるように設定し、数値を確認します。
43.2ミリボルトです。推奨は45ミリボルトと、マニュアルに記載あります。
続いて、バイアスの調整ですが、調整用のノブは、少々厄介な場所にあります。
ノブは、スピーカー方向を向いて付けられています。つまり、本体の裏側から手を入れて、操作します。場所は、パワー管と、先程の赤いテスターを入れた赤丸のテストポイントから、上方にあります。下側にスピーカーアウトプットジャックがあるので、これを探れば、分かります。電源Off時に、あらかじめ確認しておいたほうが、余計な箇所を触らずにすみます。
実際に手を入れてみましょう。ごそごそ。
つまみをゆっくりと、どちらかに回せば、数値が変動します。これで、45ミリボルト付近に合わせます。マニュアルによれば、許容範囲としては40〜50ミリボルトらしいですが、ファクトリ設定は45ミリボルトです。テスターを抜けば、プレイできます。真空管はかなり熱くなっているので、長袖も良いかも。
感想:オーナーズマニュアルに記載があるとおり、簡単に調整できた。真空管(パワー管)の交換もこれでOKだ。しかし、プリ管はどうなのだろうか…そもそも、わざわざMercuryサウンドを変える必要もないのだろうが…
Carr Mercuryは、ホームユースを設定したデザインになっているため、ユーザーが簡易的にバイアス調整できる。この仕組は素晴らしいと思う。もちろんプロのEngineerに見てもらえば、細かいところまで見てもらえるのだろうが、真空管の交換という作業が、安全、かつ、コストほぼゼロでできる点は素晴らしい。サウンドが確立されたアンプのため、プリ管を交換するかどうかは迷うが、パワー管はドライブやアッテネータによるワット数の変更によって、より消耗が激しくなるので、パワー管の選定には最適だ。
こういったところにも作り手の「心意気」が感じられる良いアンプだと思います。値が張る理由も、これなら頷けますよね。
Carr Mercury オーナーズマニュアルの日本語訳
所有しているCarr Mercuryのオーナーズマニュアルの翻訳です。
2012月5月現在の翻訳です。使用可能なチューブ、バイアス調整についての記述が中心です。当方、Engineerでないので、当ページを読む方はご参考までによろしくお願いいたします。
セッティング画像等はCarrのHPにて。
http://www.carramps.com/docs/carr_mercury_manual.pdf
BottomPanel
Fuse
万が一、チューブが切れた場合に、アンプは、120V、100Vモデル(日本・アメリカ)に対して、1アンペアのスローブローヒューズによって、保護されます。(220V・240Vアジアeuropeモデルは0.5Amp)。ヒューズブローを行う際には、我々にご相談いただければ、技術サポートいたします。ヒューズはパワーコードのそばのシャーシ下部にあります。
Speaker Output Jack
マーキュリーは、8Ωの負荷に合わせて設計されています。最大パワーとトーンが発揮されるのは、8Ωのスピーカーあるいはキャビネットに接続した際になります。8Ωの負荷よりも大きい、または小さい結果となるスピーカー構成を使用すれば、アッテネーター設定を2,1/2,1/10にした場合、マーキュリーにダメージが発生します。8ワットのアッテネーター設定(フルパワー)であれば、マーキュリーは、8Ωではない負荷(4−16Ω)を駆動します。しかしながら、ミスマッチによって若干パワーを失い、パワーチューブがよりシビアに動作しなければならず、結果として寿命を縮めてしまうことになります。スピーカーアウトプットジャックは、シャーシ裏のパワーチューブの左側にあります。
Bias TestPoint
バイアステストポイントは、シャーシ下部のパワーチューブ左側にあります。
Bias Adjustment Pot
パワーチューブに割り当てられているバイアス電流量を調整します。推奨設定は、バイアス電流が45ミリアンペアです。バイアスアジャストメントポットは、…
Mercuryのバイアスについて
マーキュリーは固定バイアスアンプであり、パワーチューブを交換した際にはバイアス調整が必要です。マーキュリーは、EL-34管に適合させていますが、どんなに大きい5極管であれ、ビームパワー管であれ、マーキュリーでは機能します。下記のチューブタイプは、バイアス調整後に利用できます。
KT-66, 6L6, KT-88, 6550, EL-34
6V6パワーチューブは、マーキュリーに使用しないでください。内部の電圧と電流レベルは、6V6管とマッチしません。
バイアス調整のために、DC電圧を測るマルチメーターが必要です。電気店に行けば、10ドル位から購入できるでしょう。アンプを裏から見て、シャーシ下部のパワーチューブの左側に、2つのテストポイントが見えます。赤いメーター針を赤いテストポイントへ、黒い針を黒のテストポイントに挿入します。メータをセットし、DCミリボルト、あるいはDCボルトを読んでみてください。アンプをスタンバイモードにします。1分後、スタンバイモードからプレイモードにして、5分くらい温めてください。アンプがプレイモードの場合、マルチメーターはたいてい、45ミリボルトを表示します。アンプが温まれば、電圧は若干落ちるかもしれません。アンプが温めきったら、調整を始めます。シャーシ裏に、分圧器のシャフトが付いた凹んだパンがあります。これが、バイアス調整のコントロールになります。1方向に回せば、電圧が上がり、もう一方に回せば、電圧が下がります。45ミリボルトまで調整してください。メーター針をテストポイントから抜いてください。演奏の準備ができました。
EL34管の推奨バイアス設定は、ファクトリバイアスポイントである45ミリアンペアです。他の利用可能な真空管は52ミリアンペアが推奨設定です。バイアスを少し低めか、高めに設定したいこともあると思います。低いバイアス電流は、leanerでクリーンな音、高いバイアス設定は、厚い音になります。許容範囲としては、40-52ミリアンペアです。
直接、バイアス電流を測ることは複雑過ぎますし、一般的なオーナーには危険でもあります。上記の方法は安全で簡単です。1Ω抵抗器で電圧を測れば、電圧と電流は1:1の関係にあります。1ボルト=1アンペア。
翻訳以上。
結論 簡単に調整できそう→真空管変え放題か!!!!
テンション上がるわー。
次回、Carr Mercuryのバイアス調整(真空管調整なし)
2012月5月現在の翻訳です。使用可能なチューブ、バイアス調整についての記述が中心です。当方、Engineerでないので、当ページを読む方はご参考までによろしくお願いいたします。
セッティング画像等はCarrのHPにて。
http://www.carramps.com/docs/carr_mercury_manual.pdf
Mercury Instructions
マーキュリーを購入していただいてありがとうございます。Mercuryは、驚くほど万能なアンプです。ホーム、スタジオユースなら、なおさらです。ユニークな内蔵アッテネーターにより、フルアウトプットのチューブオーバードライブが、家での演奏に適した音量でお楽しみ頂けます。伝伝。
BottomPanel
Fuse
万が一、チューブが切れた場合に、アンプは、120V、100Vモデル(日本・アメリカ)に対して、1アンペアのスローブローヒューズによって、保護されます。(220V・240Vアジアeuropeモデルは0.5Amp)。ヒューズブローを行う際には、我々にご相談いただければ、技術サポートいたします。ヒューズはパワーコードのそばのシャーシ下部にあります。
Speaker Output Jack
マーキュリーは、8Ωの負荷に合わせて設計されています。最大パワーとトーンが発揮されるのは、8Ωのスピーカーあるいはキャビネットに接続した際になります。8Ωの負荷よりも大きい、または小さい結果となるスピーカー構成を使用すれば、アッテネーター設定を2,1/2,1/10にした場合、マーキュリーにダメージが発生します。8ワットのアッテネーター設定(フルパワー)であれば、マーキュリーは、8Ωではない負荷(4−16Ω)を駆動します。しかしながら、ミスマッチによって若干パワーを失い、パワーチューブがよりシビアに動作しなければならず、結果として寿命を縮めてしまうことになります。スピーカーアウトプットジャックは、シャーシ裏のパワーチューブの左側にあります。
Bias TestPoint
バイアステストポイントは、シャーシ下部のパワーチューブ左側にあります。
Bias Adjustment Pot
パワーチューブに割り当てられているバイアス電流量を調整します。推奨設定は、バイアス電流が45ミリアンペアです。バイアスアジャストメントポットは、…
Mercuryのバイアスについて
マーキュリーは固定バイアスアンプであり、パワーチューブを交換した際にはバイアス調整が必要です。マーキュリーは、EL-34管に適合させていますが、どんなに大きい5極管であれ、ビームパワー管であれ、マーキュリーでは機能します。下記のチューブタイプは、バイアス調整後に利用できます。
KT-66, 6L6, KT-88, 6550, EL-34
6V6パワーチューブは、マーキュリーに使用しないでください。内部の電圧と電流レベルは、6V6管とマッチしません。
バイアス調整のために、DC電圧を測るマルチメーターが必要です。電気店に行けば、10ドル位から購入できるでしょう。アンプを裏から見て、シャーシ下部のパワーチューブの左側に、2つのテストポイントが見えます。赤いメーター針を赤いテストポイントへ、黒い針を黒のテストポイントに挿入します。メータをセットし、DCミリボルト、あるいはDCボルトを読んでみてください。アンプをスタンバイモードにします。1分後、スタンバイモードからプレイモードにして、5分くらい温めてください。アンプがプレイモードの場合、マルチメーターはたいてい、45ミリボルトを表示します。アンプが温まれば、電圧は若干落ちるかもしれません。アンプが温めきったら、調整を始めます。シャーシ裏に、分圧器のシャフトが付いた凹んだパンがあります。これが、バイアス調整のコントロールになります。1方向に回せば、電圧が上がり、もう一方に回せば、電圧が下がります。45ミリボルトまで調整してください。メーター針をテストポイントから抜いてください。演奏の準備ができました。
EL34管の推奨バイアス設定は、ファクトリバイアスポイントである45ミリアンペアです。他の利用可能な真空管は52ミリアンペアが推奨設定です。バイアスを少し低めか、高めに設定したいこともあると思います。低いバイアス電流は、leanerでクリーンな音、高いバイアス設定は、厚い音になります。許容範囲としては、40-52ミリアンペアです。
直接、バイアス電流を測ることは複雑過ぎますし、一般的なオーナーには危険でもあります。上記の方法は安全で簡単です。1Ω抵抗器で電圧を測れば、電圧と電流は1:1の関係にあります。1ボルト=1アンペア。
翻訳以上。
結論 簡単に調整できそう→真空管変え放題か!!!!
テンション上がるわー。
次回、Carr Mercuryのバイアス調整(真空管調整なし)
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